殿:マゲギャラリー
いつしか、「殿」と呼ばれるようになった男『陣来霧』。
彼は、いたって親しみ深いキャラと同時に、実はもう一つの側面がある。
時は21世紀初頭。
日本からPalm社が撤退し、SONYがPDA事業を撤退し、ついに日本語版の最新Palmが無くなるというPalmユーザーの最も厳しい試練の時期。
そんな中、黙々と海外Palmの日本語化の情報掲示板を運営し、そして自らはPalmDesktop(Windows)を日本語化するためのパッチを作っている男がいた。
PalmDesktopは、Palmの小ささや、入力のフォローをPC側で行うためのツール、そう、PalmをPDAとして100%使うために必要な重要なツールなのである。これが日本化されないことには、Palmの機能を50%しか使えないと言っても過言ではないだろう。
Palmユーザーの中には、彼の日本語化パッチを使わずにWindowsのレジストリをこじ開け、自力で日本語が通るようにしてPalmDesktopを利用するユーザーもいる・・・が、彼は多くの日本のユーザーが、違和感無くPalmの能力を100%使えるようにと、黙々とPalmDesktop日本語化パッチを作けている。
J-OSの山田さん、Japonの関野さんは、Palmそのものを日本語化するという偉業を続けている。この二人がいなければ、Palmを日本で使うユーザーは激減するだろう。このPalm氷河期の時代、Palmを語ればこの二名の名はすぐに上げられ、次世代のPalmの歴史に名が刻まれるだろう。
彼のPalmDesktopの日本語化も、同じくらい偉大なことだというと、言いすぎだろうか?
PalmDesktopの日本語化は、日本語を母国語とするPalmユーザーにとって恩恵であり、新しい世代のPalmユーザーの間口を広げる重要な役割を担っている。彼のパッチによって日本語化したPalmDesktopを使ったPalmユーザーの中から、次世代のPalmムーヴメントを生み出すかもしれない。。。そんな日が来ることを信じ、彼は黙々とPalmDesktop日本語化パッチを作り続けている。。。
その男こそ、陣来霧。
私は、そんな彼が友人であることに誇りに思う。
・・・だが、そんな彼を初対面で「殿」と呼んだのは私。
彼が「タイトル絵ギャラリー」を作ったら、「マゲギャラリー」になっている原因を作ったのは私。
ああ、反省してます。いや、してません。殿として愛されるキャラでいてください(はぁと)。