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(既にAjaxの話題)ThinClientをイロイロと(3)

で、まぁ、メリットとデメリットがあるAjax。
ビジネスユースには更なる関門がある・・・それは、課金。

Internet自体、課金ビジネスをする基盤が「ゆるい」。
一つは、仕組み上、イロイロな国のいろいろな人が管理しているサーバーにデータをコピー(して消す)を繰り返して通信をするということ。誰がどんな管理をしているか保障されないネットワークという胡散臭さが残る。もう、そんな意識を持っている僕が古いのかもしれないけど。

そして、もう一つは、インターネット上でのサービスが「タダ」という風習が根付いてしまっていること。
その昔は、Webブラウザーだって有料だった。ネットに接続するのだって、時間単位でお金がかかった、それがいつしかタダになり、安価になり、今はメールだってWebサイトだって、ワープロだろうが何だろうが「タダ」になってしまった。この方面のビジネス自体、新しいのでお客さんの財布の紐が固いっちゃありゃしないのに、どんどん安くなり、無料サービスの洪水が流れ込んでくる。

だいたい人というものは、質量や対人サービスに対価を払うのに慣れてはいるけど、質量ゼロの非対人サービスにはナカナカ慣れていない。
毎日メールを使っていても、その裏に通信回線があり、メールサーバーがあり、そのサーバーを運用する人がいて、彼らを雇っている会社があるなんてイマジネーションしにくい。郵便なら、届けに来てくれる郵便局員が見えるから、なんとなくお金が必要なのはわかるけど、ネットの向こう側に人が居ても、ライブカメラかなにか無ければ見えやしないわけだから。

で、ソフトウェアの場合、人はCDや箱を買い、なんとかインストールをし、登録ハガキをポストに入れるという「儀式」を経て、なんとなくモノを買った気分になってくる。
Webサービス(アプリ)の場合、登録に個人情報を書き込むだけで、直ぐに使えてしまう。お金もかからないサービスが大半だ。もし、ワードやエクセルがAjax化してしまったら・・・どうにもお金を払う気分にならないのがホンネじゃないだろうか。それと、自分の手元にあるPCがアプリを起動するのと違って、サーバー側にアプリが全部あるとすると、毎月、使っていなくても人・モノ・金が自分の利用を確保するために費やされているワケで・・・つまりは、月々の運用料金を請求されてしまう。。。どーも納得がいかない(だろう)。

まぁ、いずれはこういったサービスのメリットが上回るようになり、みな足並みをそろえて「そういうもの」になる事によって、課金という問題はなくなると思うけど、当面は過渡期で、ソフトウェア提供側としては試行錯誤と悩みの日々を送るのだろうなぁ。。。

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